Google Chromeに拡張機能「縦書き」を入れれば、そのままMacの画面でも縦書きで読めるのだが、せっかくだからiPhoneの青空文庫リーダーで文庫本っぽく読んでみよう。
●bREADER バージョン1.2.7 (更新2011/07/29)
『間人考』の青空文庫ファイルは8月10日公開だ。当然、bREADERの青空文庫データベースにはまだ反映されていない。
"ダウンロード"→"Aozora"→右下のインデックスの"わ"をタップして、リストの一番下までスクロールさせ、"一覧の内容を更新する"をタップする。
"追加分のみ取得して更新"ボタンをタップ。
更新が終り、検索バーに「まひと」と入力したところで、『間人考』が絞りこまれた。タイトルをタップするとダウンロードしてくれる。
ダウンロードが終わっても自動的に本を開いてはくれない。気が利かない気もしたが、連続して本をダウンロードしたい時は勝手に本を開くよりこの方がいいのだろう。右上の田の形をしたアイコンをタップすると本棚に戻る。
『間人考』をタップすると読み始められる。
あまりにも簡単すぎて気が抜けてしまった。最新の、つまり今日8月14日に公開されたばかりの『河伯令嬢』(泉鏡花)はどうだろう?
さすがにヒットしない。bREADERには、直接青空文庫のZIPファイルを開く機能があるので、iPhoneのMobile Safariで"かはくれいじょう 河伯令嬢"を検索してみる。
一発で青空文庫の図書カードがヒットした。
ZIPファイルのリンクをタップし、ダイアログで"開く"をタップする。
ただの空白ページに見えるが、左にスクロールさせるとボタンが現れる。"bREADERで開く"をタップ。
bREADERが起動し、『河伯令嬢』の本ができている。ただ、書名の読みはうまくセットされなかった。
bREADERだと最新の公開作品も比較的簡単に読めることが分かった。
次回は、i文庫Sで試してみよう。次に続く
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