●i文庫 バージョン 2.70 (更新2010/12/21)
i文庫Sの時と同様に、"設定"→"アップデート"をタップする。
アップデート画面で"青空文庫リスト更新"ボタンをタップ。
更新確認が出てきたらさらに"更新"をタップ。
更新が完了したら"OK"をタップする。ちょっとくどい。
更新完了画面から、下の"青空文庫"をタップして画面を切り替える。
"新着本"をタップ。
あらら、『間人考』どころか、昨日公開されたばかりの『河伯令嬢』までリストに載っている。
とりあえず、『間人考』をダウンロードしてみる。タップして出てきたダイアログで、"ダウンロード完了後読む"をタップ。
きちんと大扉が表示された。
中身も問題ないが、ルビの付け方や行頭の丸括弧の処理に多少違和感がある。
『河伯令嬢』も同様にダウンロードできるはずだ。このままだと面白くない。それより新しい岸田国士の『五月晴れ』をダウンロードしてみよう。
例によってiPhoneのMobile Safariで"五月晴れ 岸田国士"を検索してみる。
一発で見つかった。リンクをたどって、青空文庫形式のZIPファイルを見つける。
このままタップしても、i文庫SやbREADERのようにOpen Inで開くことはできない。
しかし、i文庫にもダウンロード機能はある。
そこで、ZIPファイルのリンクを長押しして、URLをコピーする。
次に、"フォルダ"アイコンをタップして"指定ダウンロード"をタップする。
すると、題名、著者、URLを求められる。題名と著者は手入力し、URLはペーストする。後でもう一度試してみたら、題名と著者は省略しても自動的にダウンロードしたテキストから補完してくれた。
"完了"をタップして出てきた"ダウンロード開始"ボタンをタップすると、ダウンロードが始まる。
"ダウンロード完了"ダイアログが出たら”OK"をタップ。
次に、"データ登録"ボタンをタップしてフォルダへの登録を行う。この辺りは決まりきった手順なら、自動化できないものだろうか? 正直面倒臭い。
"登録完了"と表示されたら"OK"ボタンをタップ。左上の"フォルダ"ボタンをタップしてフォルダに戻る。
"指定ダウンロード済ファイル"をタップ。
リストに『五月晴れ』が追加されている。
開いてみると、題名をテキストファイル名から自動収集したのか、入力した題名が大扉に反映されていない。
探してみたが、題名を後で修正するメニューが見つけられなかったので、そのままにしておくしかない。
シナリオらしく、字下げされている。二倍ダーシがつながっていないが、それ以外は特に問題ない。
青空文庫リストのアップデートで更新された作品は、簡単に読める。
アップデートが間に合わなかった最新の作品も、bREADERやi文庫Sと比べるとちょっと煩雑で、題名の表記がうまく漢字にならない問題はあるものの、ダウンロードして読むことはできると分かった。
次は、SkyBookを取り上げる予定だ。次に続く