2011年12月07日

i文庫S バージョン2.1.0で長崎の鐘を再度読む

バージョンアップされたi文庫S (350円)で『長崎の鐘』を再度表示させてみた。前回の表示例はこちら

設定で半角回転オン
i文庫S 2.1.0 長崎の鐘2ページ目

設定で半角回転オフ
i文庫S 2.1.0 長崎の鐘2ページ目半角回転オフ

半角英字の扱いが前回とは歴然と違う。バージョン1.04では、半角英字が全角に変換されてしまうのが不自然だった。バージョン2.1.0では半角回転をオフにすると前回同様だが、半角回転をオンにすると半角のまま横倒しになりプロポーショナルフォントで字詰めも調整される。行末も揃っている。これは大きな改善だ。

また、行末揃えに伴って、句読点がぶら下げられなくなった。

i文庫S 2.1.0 長崎の鐘奥付

半角数字の扱いも変わっている。半角回転のオンオフにかかわらず、2桁の数字は縦中横で、それ以外の数字は縦に表示される。

i文庫Sで不自然だと思っていた英字や数字の扱いが変わったのは喜ばしい。ただ、句読点と括弧が連続した場合などの字詰めの調整は依然として不十分だ。ここらあたりがbREADERやSkyBookとの差になる。いっそうの改善を期待したい。


posted by リーダーアプリ奉行 at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | i文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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